2012年10月18日

庭木のお手入れ

そろそろ冬季のお手入れが始まる季節です。
街中はキンモクセイの香りでいっぱいです。
朝早く、外で思い切り深呼吸すると、何ともいえない高揚とした気持ちになります。
僕はこの季節が一年の中で一番好きですね。


今回は先日行ったある個人邸のお手入れの写真を、これまた気まぐれで撮ったのでビフォアアフターとはいきませんが、少しだけ載せたいと思います。


まずはマキ。
今回は初めてのお客さんで、以前入っていた植木屋さんが刈り込んであったのを、細かく枝抜きをしてスッキリとしたてました。
僕は要望が無ければあまり刈り込みは行いません。
刈り込みは強いと言われている木でもダメージがあるのと、どうしても中が込み合って病害虫の原因にもなりがちです。

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これはお手入れ前の写真。ごちゃっと中が詰まっていて、枯れ枝も沢山でした。

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これは作業途中。

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お手入れ完了です。

マキは寒さに弱く、本来大きく切るのは7月頃が適しています。
枝抜きのお手入れは今頃が最終期かもしれません。
夏場ならさらに古い葉を取ってあげると、よりすっきりとした良い仕上がりになります。


これはキンモクセイのお手入れ。
これはお手入れ前の写真はありませんが、マキ同様、もさもさで中も混んでいました。

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丸くなっていますが刈り込んだり枝先はいじっていません。
小さくまとめられる枝を見つけて、中枝を抜き、すっきりと枝振りを見せるようにしたてます。

そして隣にもう一本キンモクセイがあります。

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こちらは枝を大きく抜いて枝づくりにします。
これを「野透かし」といいますが、今後細かい枝が沢山でてきたらより自然風な姿になってくると思います。

今回は花の盛りでの剪定になってしまいましたが、キンモクセイは逆にもう少し後、花が完全に終わってからお手入れしてあげるのが良いですね。
そして花を咲かせて疲れているので、感謝もこめて「お礼肥え」を施してあげると、来年の花付きや成長も良くなります。


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これは裏側からの景。


今回は、マキ、ツバキ、キンモクセイ2本、枝垂れモミジ、シイ、カナメ、ツゲ、などをお手入れしました。
通常よりも細かく抜いたのと、何年かお手入れをされていなかったお庭で多少時間が掛かりましたが、枝の詰め方にも色々と段階があり、その程度によってはこの倍、それ以上剪定することも可能になります。


では、またお手入れの写真を載せてみたいと思います。
posted by uehiro at 20:04| Comment(0) | お手入れ