2021年08月26日

移転のお知らせ



早いもので植浩も今年で12年目となりました。
立ち上げから12年間、杉並区を拠点に頑張って参りましたが、この度埼玉県に移転することとなりました。

造園業という仕事柄、資材や道具、機械などの保管には広い場所が必要なのですが都内では中々難しく、広い土地を求めて埼玉県の蓮田市に移転する運びとなりました。


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蓮田市に決めた理由としては親戚がたくさん住んでいるので幼少より馴染みがあり土地勘もある、そして多少時間はかかりますが都内にもアクセスしやすい、それから自然が沢山あり静かでのんびりとした雰囲気がこれからの自分達に合ってるな、などなど、そんなところで決めました。

場所を蓮田に決めてからは土地探しやら何やらで3年ほどの歳月を要し、更に選んだ土地が農地であった為、申請から家を建てる許可が降りるまでに2年近い時間がかかりました。

時間はかかりましたがその分、東京では考えられないほどの広い土地を手に入れることができました。
9月から建築が始まるのでそれに合わせ一先ず仮住まいに移転し、2月頃より新天地での生活が始まります。

庭や外構はもちろん、納屋や小屋なども自分で時間をかけて作ります!
建築も含めその模様もブログや、まだ始めてはいませんがSNSにも載せていこうかと思っています!

尚、拠点は変わっても植浩の活動範囲は変わらず今まで通りですので、今後も宜しくお願いいたします!


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posted by uehiro at 16:23| Comment(0) | 業務内容のご案内

2021年08月08日

セルリアンタワー プランターの装飾

今日は台風でお休み、久しぶりにブログを上げたいと思います。

早いもので今年も立秋を迎え、夜になるとコオロギが鳴き始めましたね。
まだまだ暑い日は続きそうですが虫の音を聞くとなんだかホッとします。


今日は6月に行った仕事で、渋谷にあるセルリアンタワー というホテルのプランターの飾り付けのことを書きたいと思います。

この話は東京オリンピックで外国人がたくさん訪れるであろう渋谷セルリアンタワーで何か日本らしさをアピールしよう!という話から始まりました。
出来上がったものを見せるだけではなく、その様子や格好も含めて、なるべく日本の伝統や文化を感じられる内容にしたい、ということで。

今回お話を頂いたのは日頃セルリアンタワーのプランター植栽を管理されている会社の方。
なので、そのプランターを使った装飾的なものというのが条件で、竹を使って日本の涼を感じられるものにしましょう、ということになりました。


現場での作業時間は限られています。その中で見せ場を作りつつ完成させる、ということでなかなか考えるのは一苦労でした・・。

プランターは3種類の大きさがあり、まずはそれぞれを囲う竹をパネル状にしたものを事前に作り、現場でそれを合わせる事にしました
その時に端に竹の半端が入るので、ナタで竹を裂いたり、押縁、笠竹もナタを使って竹を半分に割るので、初めてその作業を見る人はなかなか面白い光景だと思い、これが見せ場になるかな?と思いましたが、実際には外で竹を洗っているのが一番興味を持たれたみたいですね。
図面や試作品なども作り、我が家の狭いガレージで3日程の仕込み作業をし、予定よりも大幅に時間は押してしまいましたが、なんとか現地での作業を完成させました。
植栽はまた別の植木屋さんが、風鈴はその現場担当の人のセンスで付けられました。


作業風景です。
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完成!
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苦労したけど良い出来になったな。。と、完成して作ったみんなで感動してしまいました。


少し経ってから最近見行ってきましたが、色あせた竹、植栽されたサルスベリ、それに風鈴がなんとも涼しげで、まだ暑さの残る夏の夜に馴染んでいました。
結局コロナは落ち着かず、オリンピックも無観客、外国人の観光客も訪れませんでしたが、それでも日々そこを通る人たちの心を癒してくれたら幸いです。


最近の写真

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posted by uehiro at 14:44| Comment(0) | 仕事

2021年04月25日

二又(にまた)作業

この前の記事で出てきた「チェーンブロック」。
滑車の原理で重量物などを軽く持ち上げることができる優れものです。
このチェーンブロックを支えている足の部分を「三又(さんまた)」と呼びます。
クレーンの入らないような庭や狭いところで石などの重量物を運んだり設置したりするのによく使います。

私はこのチェーンブロックを250キロ吊り、1トン吊り、3トン吊りの三種類持っています。
それから似たもので、チェンブロックのように上に持ち上げるのではなく、横に引っ張るチルホールというウインチみたいなもの、それから横や斜めに引いて荷物を固定したりもできるレバーブロックといのもも一つもています。

中でも250キロ吊りのチェーンブロックと500キロのレバーブロックはいつも車に常備しており、これは小さいので億劫にならず、地中に埋もれた丸太を引き抜いたり、伐採時にちょっと木を引っ張ったりと、ちょっとしたことでよく使っています。
そして今回はチェーンブロックの股を三本ではなく2本で行う「2又」という使い方をしたので書きたいと思います。

これは使っている人にはわかると思いますが意外と特殊な使い方で、どういうものかというと、3又は垂直方向へしか荷をあげることができないのに対して、2又はクレーンのように垂直方向へ上げ、それを更に前後へ移動させることができるものです。

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3又の動き(絵が小さかったですね笑)

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2又

こんな感じで荷を前後、上下に動かすことができるので、灯籠を組む時なんかに使ったりします。
でもこんな便利な二又ですが、最近はなんでもちょっと無理して三又でやってしまうことが多いと思います。
多分その理由にチェーンブロックの他に横方向に引っ張る道具が必要だということや、その横に引く機械を取り付けるための支持が都合良くないことなどが挙げられると思います。

今回の植栽工事では裏庭でユニックが入らない、植木自体も100キロは軽くオーバーしており、更にそれを低木を飛び越して植えなければならない、という事で、久しぶりに二又の出番となりました!

とは言え、手持ちで説明した250キロ吊りのチェーンブロックと500キロ吊りのレバーブロックという小さな組み合わせがあったからこそやる気になったもので、大型のブロックやチルホールしかなかったら、多分億劫で頑張って人力になったと思います笑。


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これがその優れものの2つです!!


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写真ではわかりにくいですが、吊りあげてまだ手前に引く前です。

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そして手前に引いた後。


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これはシステムのアップです。


これも先人知恵。
昔はクレーンもない時にこんな感じで木の滑車やカグラサンなどを駆使して、崖の下から木を引っ張り上げたりしたのでしょうね。
今は庭の中で使えるカニクレーンなんかもありますが、こうやってちょっとした道具で工夫することもまた仕事の楽しさにつながります!

庭の仕事での吊り上げの作業には意外とたくさんのロープワークが必要となります。
そういうロープワークを一つ一つ覚えていくのもまた、楽しいですね!
posted by uehiro at 17:09| Comment(0) | 仕事